リソースパック紹介と、見えている世界
これまでのあらすじ。革装備のテクスチャの展開・解説図が欲しい。
「そうだ、海外サイトにその情報があるのでは・・・」
リソースパックの海外情報スレッド
というわけで、minecraftの革装備の展開図を求めて、『minecraft leather armor』という単純な組合せで検索してみました。そのメモです。
こちらがminecraftformでリソースパックについてのディスカッション場
その中の一つ。こちらのスレッドが何かありそうな気配がします。
こちらのスレッドは書き込み数がとても多いので、順番にめくって画像を中心に見ている状態です。まだ全然読めてないのですが、ざっと見て、今のところ革防具に関する情報は見つけられなかったです。でも見落としている可能性大。今度はちゃんと頑張って読んでいこうと思います。
でも、このスレッド。なかなか興味深い雰囲気でした。活気があって面白いなぁと思いました。こういったスレッドで勉強して自分オリジナルのリソースバックを作ってみたいような気になってきます。でもきっと大変な根気と努力が必要なんでしょうね。以前、少しだけ作りかけたことがあったのですが、土と砂利をつくって、それだけで雰囲気が変わって面白かったです。最後まで作れなかったけど、また挑戦してみたいです。
スチームパンク風のリソースパック。
ところで、そのスレッドで書き込みをされている方のリソースパックが素敵だったので、それについて紹介します。まずは2枚の画像から。
[64x / 1.7.4] Broken Anachronism v14 - 1.7 blocks and Plant Overhaul (Feb 13) - Minecraft Forum
64Xサイズのパックなのですが、容量が73.4MBってスゴイサイズになっています。CTM用のテクスチャも多く、作り込みがこれでもか!これでもか!といった状態です。ブロックやアイテムの解釈も独創的です。
それだけにとても精密でキレイな世界でした。自然世界は落ち着いた色合い、そうして人工物との対比がまた面白いのです。
下の画像。羊の隣にあるのは、なんとヒマワリ!花の部分が風車のようにクルクル回ります。
このパックの魅力のひとつにアイテムのユニークさがあるかと思います。
上の画像は、上部は板ガラス各色。下の額縁に飾られたアイテムは実はとても馴染みのあるものや、「作れるけれど、作らないなぁ~」というクラフターさんのあるあるネタのアイテムなどです。どれが何か分かりますか?
ちなみに2段目の、右から二つ目のヤカンは、バケツです。ヤカンなバケツの左隣は、鉄インゴット。ダイヤの鍬もこの中にありますよ! さてどれでしょう?
なんて、なんだか作りたくなってしまいそうですよね。なんというワクワク!!
たぶんですね、世界観は18世紀~19世紀のスチームパンクだと思われます。
スチームパンクと言えば、思いつく有名なテクスチャ
そういえば、日本のmodを紹介しているwikiリストにも載っている有名なテクスチャがありましたよね。
その名も『 glimmars-steampunk』
スチームパンクって憧れの遠い人のような印象があります。
近世の世界観の中に、当時の想像力の翼を羽ばたかせた未来技術を体現した世界。歯車と蒸気と冒険のイメージです。(スチームパンクの理解ってこれであっているかな?)
日本ではあまり馴染みがなくて、たぶん浸透度、理解度が全体でみると浅いのではないかなぁと思います(私がよく分かっていない、ってことかもしれないけれど)。
日本では好きな人が少数いて、キラキラとマニアックに輝いているって感じで。アンティークとギミックの組合せが独特ですよね。好きだなぁと思うけれど、なかなか身近に感じられないためか、遠い世界です。
こうした作風が海外のパックの要素に含まれているのをみると、たぶん彼らの中にはとても親しみのある世界観なのだろうなぁと思います。どうなんでしょうね?
海外と日本発のテクスチャの違い。日本発は線と面。
ところで私は普段から日本発のパックを愛用しているのですが、海外の方の作風と比べてみると、日本発の作風は線で把握している方が多いような気がします。
それとも、省略に美意識を込めるとか?
どういったらいいのか分かりませんが、何かそういう印象があります。実際の風景を見ることに近い感覚のような気がします。脳内で線と面で物事を把握する、浮世絵的な理解の仕方。
それは日本で、同じよく似た風景を見た人だから共有できる感覚なのかも。なので日本発のテクスチャは、日本の風景に似合うのだと思います。うむ?
それとも線と面的なテクスチャが日本の風景と相性が良い、かな?
どちらか分からないけれど、または見当違いである可能性もあるかもですけどね!
点で把握している作風と思うのです。海外発の多くは。
一方で海外は、点で把握している作風が多い気がしました。それとも見てきた風景の違いなのかな。とても細かく物事をとらえている印象をうけます。
そんな海外発のテクスチャを使用するとminecraftの世界に降り立ったプレイヤーの視点で、「ああ。異国に来ているなぁ」と、そういう気持ちになります。なんだか面白いですよね。
1.7Xにも興味が出てきました
本体1.7xではパックを複数使いできる形になっているのですが、今回紹介したbroken-anachronism(壊れた時代錯誤!)パックはアドオンセットとしても配布されていました。色々組合せの楽しみ方ができるようになってきたってすごいですよね。
和風・・・ではない、異国の空気が漂うパックですが、使う機会をつくって楽しみたいなと思いました。
それから1.7X。情報を見ると楽しさがいっぱいですよね。移行するのも良いかなぁと少しずつ思えてきました。
ところで上のbroken-anachronism(壊れた時代錯誤!)という文章を見て思ったのですが、スチームパンクって「あるはずだったもう一つの未来への郷愁」ってのもあるのかな。